レッスン通信♪ (第26号)

生徒のみなさんへ

3月の大震災以来、不安や心配の続く毎日ですが、皆様のご協力のおかげで、

昨日、無事に第14回 小さな音楽会を終えることができました。

一番気になっていた余震もなく、ほっとしています。

出演者全員のがんばりで、素敵な会になりました。

撮影をお願いしていた写真屋さんからは、

「こちらの教室は、音楽学校受験専門の教室なんですか?」

と、聞かれるくらい良い演奏だったってことですよね!

「もう少し練習しておけば良かったなぁ」と、ちょっぴり後悔している人も

いるかもしれませんが、会が終わった今、私は誇らしい気持ちでいっぱいです。

舞台袖から、一人一人が弾いている後ろ姿を見ていましたが、どの子もどの人も、

一所懸命に弾いてくれているなと感じ、胸が熱くなりました。

今回は、演奏することだけではなく、「聴く」こともきちんとできるようにしましょう!

と、あらかじめ全員に話しておきました。

今までの小さな音楽会では、「静かに!」とか、「動き回らないで!」と、

目を光らせることが多かったのですが、昨日は1回も注意をしないですみました。

舞台袖から、客席が見えましたが、おとなしく座って聴いている姿が微笑ましく、

また、うれしく思いました。

がんばった子供逹にもありがとうと言いたいですが、協力して支えてくださった

ご父兄の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。

私が小学6年生からお世話になっている恩師、拝田先生との2台ピアノの

「くるみ割人形」で、先生の楽しく弾かれる姿に、聴きにいらした方にも音楽の

素晴らしさを感じていただけたと思います。

そして、最後の合唱。

きれいな歌声が会場に響き、私は涙が出そうになりました。

私自身は、反省点もありましたが、舞台に立つ姿を子供逹に見てもらい、

皆様に何か感じてもらえたのではと思っています。

毎回こだわる写真撮影では、写真屋さんに口をはさませることもせず、

大声を出して私が仕切ってしまいましたね。

拝田先生も、私の怒り声に驚かれたのでは、と恥ずかしい気持ちです。

今日、37.5度の熱を出してしまったのは、これが原因かもしれません。(笑)

教室の卒業生も応援に来てくれて、ほんとうに嬉しかったです。

今の生徒逹にも、細く長くピアノを続けてもらい、レパートリーを増やしてもらいたいと

願っています。

体力を取り戻して、来週からまたパワフルにレッスンを再開したいと思っています。

生徒の皆さん、覚悟してくださいね。(笑)

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